解決した医療過誤事例

ここで過去に解決した事例をご紹介致します。
不妊治療
不妊治療をしていた女性に対し、誤った薬剤を注射投与した事例
Aさんは、B病院において体外受精のための治療を開始し、C病院が自宅の近くであることからB病院からC病院に転院して治療を継続していた。C病院の医師はAさんに対してHCG(熟成された卵胞を排卵させる)を注射しなければならないところ、誤ってHMG(卵巣を刺激して卵胞を成熟させる薬)を注射したことでAさんは採卵不可能となり、再びいちから体外受精の準備を開始しなくてはならなくなった。
 当職が受任するまでAさんはご自分で示談交渉をしていたが、上記過誤によるショックに加え、C病院の事務方の心ない対応により、かなり傷ついていらっしゃいました。
 結局、こちらの請求どおりの金額(250万円)で示談が成立しました。また、Aさんの強い希望により、事務方にAさんの面前で謝罪していただきました。